2013年06月26日
保護器を使うときには。
ちひろちゃんは一か月健診が終わったばかりの赤ちゃんです。
生まれた施設で保護器を使って授乳するように勧められ、
ハードタイプの保護器(哺乳瓶の乳首のようなもの)を使っていました。
とにかく直接吸えるようになりたいということで
コンサルタント依頼あり、お会いしました。
ハードタイプの保護器を使っての授乳は、
授乳の雰囲気に浸っているだけで ほぼ無意味です。
赤ちゃんもママも疲れるだけで満足感がないから
眠りも浅く、すぐに泣いてメリハリのない授乳になってしまいます。
第一には、ちゃんと吸えてないのでママは乳頭が痛くて授乳が辛く
赤ちゃんは体重が増えにくいのです。
で、おススメは やはりmedelaのブレストシールド(乳頭保護器)です。
その場合、必ずサイズを合わせます。
そしてその保護器を使ってする授乳は
ごく普通のポジションで与えます。
この写真のちひろちゃんのように ぴったり保護器が密着していれば
手でずれないように押さえながら飲ませる必要がありません。
ストッキングをはいてるようなイメージです。
必ず哺乳量を測り、飲めていることを確認します。
そして、大事なことは保護器はあくまでも一時的に使うものであって
必ずいつかははずすものであるということです。
ご機嫌のいい時に さりげなく練習していけば必ずはずせる時がきます。
無理な特訓は逆効果ですから 赤ちゃんを泣かせるまでしてはいけません。
ちひろちゃんも今では保護器を卒業し、直接飲めるようになりました。
よかったね、ちひろちゃん!
よくがんばりましたね、ママ!
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Posted by はちが at 09:00│Comments(0)
│母乳育児