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2012年12月16日

かなでちゃん



かなでちゃんは もうすぐ5か月になる女の子。

かなでちゃんが誕生した施設で、スタッフから

保護器(ニップルシールド)を使って授乳するように

アドバイスされ、入院中から使って飲ませていたそうです。

母乳はとてもよく出るので

そのうちはずれるから、と言われ

そのうちそのうちと期待して・・・。


退院してから、今まで何度はずして飲ませようと試みても

はずすと「わあ~ん」と激しく泣いて拒否されるので

仕方なしに、もうこれがおっぱいの一部のように

(半ばあきらめて) 保護器授乳を続けていたそうです。

お出かけ時に持ち運ぶケースも準備して。


それがなんと!このブログの記事を読んで

勇気を出して 私を呼んでくださったのです。
    (ありがとうございます)


パパにもぜひ同席してほしかったので、私は日曜夕方

おじゃましました。


待っていてくれたかなでちゃんに、早速

おっぱい飲むところをみせてもらいました。

なるほど、もうすっかりママの体になじんだ

保護器をとっても上手に、吸ってくれていました。

授乳の途中で ちょっとでも外してみると

すぐに気づいて 「はずしてはダメ!」と言っているかのように

泣きだし、そんなことを何度か繰り返すと、最後にはもう授乳そのものを拒否するほど怒って

彼女は吸い付いてはくれませんでした。


これだけ 保護器が大好きだと 逆に外すのもかわいそうな気が・・
(お部屋にあきらめの空気が漂いました)


私「保護器着けての授乳は 痛くないですか?」

ママ「いえ、まったく痛くないの」

私「へぇ、そうなんですね!大抵の人が痛いのに、あなたが痛くないのはいいですね。
   じゃ、添い寝乳のときはどうしてます?」

ママ「この子は 朝までぐっすり寝てくれる子なんで、添い寝乳する
   必要を感じません。だからできなくても苦じゃないし」

私「あ、そうなんですね。かなでちゃん、体格もいいし、成長は順調だから
  保護器つけたまま授乳でも 特に困ったことないご様子なのね。
  それに第一、かなでちゃんがこんなにお気に入りなんだし・・」

ママ「そうなんですよ。まあ、ここまできたし。無理に外すのもかわいそうだし・・。
    このままでもいいのかなって。
    でも・・やっぱり直接吸ってもらいたいっていう思いはあるんですよね。」

私「そうなんですね、直接吸ってほしくて私を呼んでくれたんですものね。
   じゃ、後悔しないようにやるだけはやってみましょうか」


といった会話を交わした記憶があります。


私がママにした提案はただひとつ。


「一緒にお風呂にはいること。

バスタブの中で、肌と肌のふれあいをする時間を作ってね。」

そして

「おっぱい飲む練習は 自転車乗る練習と一緒だから

だれでも必ずできるようになる。練習してすぐに乗れる子と

時間をかけてから乗れる子といるでしょ。

遅かれ早かれ 必ず乗れるようになる。

それがいつなのかは今はわからない。

でもある日突然できる子が多いよ。子供の頃のこと

思い出してみて。ぜったい乗れるようになるって思ってたらできたよね。」

ママ「そうそう、急に乗れるようになってうれしかったこと、今でも覚えてるわ」

私「子供って、何でも急にできるようになるんだよね、昨日までできなかったことが」



あれから2週間。

ママとは時々MLのやりとりをしてましたが
今日のMLは写メ!

「キターーーーーー!!!
まだ少しくわえかたが浅いし、やはり疲れるのか上手く吸えないからなのか怒りながらですが、
今までは乳首に興味さえ示さなかったのに吸おうとするだけかなりの進歩です
ホント急にだったのでビックリです !」

すごい!
かなでちゃん!
あきらめなかったママ。
見守ってくれたパパ。

よくがんばりました。
たった2週間でできるなんて早っ!

めっちゃ感動したので つい長々と書いてしまって失礼しました。
(今日もまた赤ちゃんとママからひとつ教えてもらったはちがです。)


この続きは ぜひ交流会で ママから話を聴かせてもらいましょう。
(ここまで読んでくださってありがとうございました。}












  

Posted by はちが at 09:00Comments(2)母乳育児